| 奈良県経済の概況:2025年11月号 | |
個人消費 百貨店・スーパー販売額は前年同月比2か月ぶりの減少
住宅着工 新設住宅着工戸数は前年同月比5か月連続の減少
公共投資 公共工事請負金額は前年同月比3か月ぶりの増加
雇用情勢 有効求人倍率は前月比0.01ポイント低下の1.14倍
企業倒産 倒産件数は7件 負債総額は4億55百万円
生産活動 鉱工業生産指数は前月比3か月ぶりの低下
8月の百貨店・スーパー販売額(速報値、全店ベース)は前年同月比1.4%減の179億42百万円となり、2か月ぶりの減少。
9月の乗用車販売台数は前年同月比0.6%減の3,776台と、2か月連続の減少。普通乗用車は同1.7%減、小型乗用車は同12.1%減。軽乗用車は同8.2%増となった。
8月の新設住宅着工戸数は前年同月比33.6%減の350戸と、5か月連続の減少。
利用関係別にみると、持家は同3.7%減の183戸と5か月連続の減少、貸家は同80.5%減の49戸と2か月連続の減少、分譲住宅は同63.9%増の118戸と4か月ぶりの増加となった。
公共工事請負金額は前年同月比3か月ぶりの増加
9月の公共工事請負金額の動向をみると、件数は前年同月比1.3%減の154件となり、3か月連続の減少。金額は同13.8%増の79億13百万円と、3か月ぶりの増加。
発注者別にみると、国は同10.6%増、県は同33.1%減、市町村は同14.7%増。
8月の有効求人倍率(季調値)は前月比0.01ポイント低下の1.14倍となり3か月連続の低下。前年同月も同じ1.14倍。
新規求人倍率(季調値)は、前月比0.06ポイント上昇の1.98倍となり4か月ぶりの上昇。前年同月比は0.01ポイント低下。
9月の倒産状況をみると、件数は前年同月比12.5%減の7件。負債総額は同93.7%減の4億55百万円と2か月連続の減少。
業種別では、建設業が4件、製造業、卸売業、運輸・通信業が各1件。倒産形態では、7件すべてが破産であった。
8月の鉱工業生産指数(季調値、速報値)は、前月比9.2%低下の82.6となり3か月ぶりの低下。原指数は前年同月比5.4%低下の75.4となり3か月ぶりの低下。在庫指数は前月比2.4%低下の115.2となり3か月ぶりの低下。
業種別生産指数の動きは、電気機械工業、輸送機械工業、窯業・土石製品工業の3業種が前月比上昇となる一方、金属製品工業、プラスチック製品工業、食料品・たばこ工業等の14業種が同低下。









