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2025年7月17日(木)13:00~16:30 「経営者・管理職が知っておくべき労務リスクと実務対応」 |
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講 師 | 野口&パートナーズ法律事務所 弁護士・中小企業診断士 近藤 秀一 氏 |
定 員 | 30名 |

天燈山 紫雲閣 順(じゅん)明寺(みょうじ)
(橿原市)
原市今井町は江戸時代の頃、「大和の金は今井に七分」と謳われるほど繁栄を極めた町で、約500棟の伝統的な町屋が現存するこの町並みは、平成5年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。この歴史的な町並みを残す今井町の一画に鎌倉時代より800年以上続く歴史ある寺院『順明寺』があります。
順明寺は、建保5年(1217年)、順明和尚、俗名多田源八郎仲貞が親鸞聖人の弟子となり出家得度し、大和国十市郡新賀庄に堂宇を建立したのが開基とされ、その後、寛永3年(1626年)に、第10世了恵が現在の場所である橿原市今井町へ移したと伝えられています。寺勢が衰えた時代もありましたが、第14世隆元が延宝8年(1680年)に寺の再興を図り、中興の祖と云われています。また順明寺には、明治24年(1891年)に英昭皇太后が畝傍(うねび)御陵(ごりょう)参拝の際に宿泊された御在所が今も残っています。
当時の本堂は江戸時代初期の大規模な建物でしたが、昭和47年(1972年)の解体修理の際に規模を縮小し改築されました。また表門は寛永15年(1638年)建立とみられ、扉以外はすべて当時の建材を残す大変貴重な門であり、橿原市指定文化財になっています。
今井町の北に位置することから「北の御堂さん」とも呼ばれ、地域の人々の生活と共にある順明寺。表門から本堂へは季節ごとに色彩豊かな花が咲き誇ります。初夏には桜の木のみずみずしい緑の葉とまぶしい太陽の光が訪れる人々を迎えてくれます。(村井 渚)
◆󠄀浄土真宗本願寺派 天燈山 紫雲閣 順明寺
橿原市今井町4丁目11-4
℡0744-22-3393
(写真提供:天燈山 紫雲閣 順明寺)

青空と白い岩肌が作り出す幻想的な風景