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ビジネスセミナー
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粋なら(奈良の風景)

鍋倉渓(なべくらけい)(山添村)

奈良県の北東端、三重県との県境に接する山添村は、「大和茶」の茶畑が広がる大和高原と呼ばれる地域にあります。村のシンボルである神野山(こうのやま)(標高618.8m)は、県指定名勝、県立月ヶ瀬・神野山自然公園に指定され、山頂からは360度に開けた眺望を楽しむことができます。春には色鮮やかに咲き誇るつつじの群生や、星空観測の名所として知られており、県外からも多くの人が訪れます。また村内には、古代人の信仰の対象や祭祀の場所であったと見られる巨岩や巨石が点在するなど、神秘的なスポットが数多くあります。

その中でも特に不思議な景観を見せるのが、『鍋倉渓』です。岩の黒くすすけた色が鍋の底を連想させることからこの名がついたといわれ、大小の黒い岩々が長さ約650m、幅約25mにわたって川のように連なっています。この岩の下の地層深くに水が流れており、耳を澄ますと水音が微かに聞こえます。この不思議な地形には、「神野山と伊賀の国の青葉山に住む天狗がけんかをして、青葉山の天狗が草木や岩を手当たり次第に神野山に向かって投げたためにできた」など様々な言い伝えが残っています。

鍋倉渓では、今年7月23日から8月28日までライトアップが行われます。深閑とした森の中、徐々に辺りが暗くなると現れる幻想的な風景は、まるで空から落ちてきた、たくさんの星々によって創り出された地上の天の川のように見えます。(村井 渚)


◆鍋倉渓
 奈良県山辺郡山添村大塩
 お問い合わせ(山添村役場 地域振興課)℡0743-85-0048
(写真提供:山添村役場 地域振興課)


ライトアップされた
鍋倉渓

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*本ページ上部左の写真は、谷瀬の吊り橋・十津川村