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粋なら(奈良の風景)

玉置(たまき)神社(十津川村)

奈良県十津川村の聖地玉置神社は、大峰山脈の南端に位置する標高1,076mの玉置山の山頂近くに鎮座しています。標高1,200mから1,900mの山々が連なる大峰山脈の主稜線を通り、吉野と熊野を結ぶ170㎞に及ぶ日本国内随一の山岳道である大峯奥駈(おおみねおくがけ)道(みち)は、2004年「紀伊山地の霊場と参詣道」として日本で12番目の世界文化遺産として登録されました。同神社は、大峯奥駈道の極めて重要な聖地として、境内が世界遺産に、また境内の樹齢3000年を超える杉の巨樹群は、県の天然記念物に登録されています。

苔の生えた石垣の上に立つ本殿は、第十代崇神天皇の時代に王城火防鎮護と悪魔退散のために創建され、日本最古の神社の一つとも言われています。また「悪魔退散」のご利益が得られる全国でも稀な神社です。特に末社の玉石社(たまいししゃ)は、玉置神社の基となったと言われており、社殿がなく地中から一部頭を出した玉石をご神体として礼拝する古代の信仰様式を残しています。

麓から車でつづら折りの山道を約30分、駐車場からは深い森に包まれた参道を15分ほど歩くと、霧に包まれ神秘的な雰囲気の佇まいを見せる本殿が現れます。木々の間から太陽の光が降り注ぐ光景は、まるで神様が近くにいるようなそんな気持ちにさせてくれます。少し寒く感じる澄んだ空気の中、訪れた私の背筋もすっと伸びたような気がしました。(村井 渚)


玉置神社
奈良県吉野郡十津川村玉置川1番地
TEL 0746-64-0500 (写真提供:玉置神社)


霧に包まれた本殿

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*本ページ上部左の写真は、雲海紀伊山地の夜明け