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2022年12月6日
「ナント経済月報12月号」発刊。
奈良県の経済、大阪府の経済、京都府の経済を更新しました。
粋なら(奈良の風景)

日本聖公会 奈良基督教会
(奈良市(ならし))

近鉄奈良駅から続く東向商店街に面して建つ『日本聖公会 奈良基督教会』は、2015年7月、併設する幼稚園舎や渡廊下、礼拝堂内の家具などと共に国の重要文化財に指定されました。全国的にも珍しい和風建築の礼拝堂は同教会の信徒であった宮大工の大木(おおき)吉(きち)太郎(たろう)氏により建設され、隣接する奈良公園や興福寺など奈良の景観に溶け込んでいます。外観は寺院のようですが目を凝らすと瓦には鳩や十字架がデザインされ、堂内にある聖書朗読台には、キリスト教の三位一体のシンボルである三つ葉が刻まれています。内部は※三廊式(さんろうしき)で、祭壇と身廊(しんろう)部分の境目にある桐の欄間には小さな波の模様が施され、また祭壇の十字架に祈りを捧げる至(し)聖所(せいじょ)には神社などで見かける跳(はね)高欄(こうらん)が見られるなど、キリスト教会建築の形式と伝統的な日本建築が融合した空間となっています。他にも正倉院宝物の七宝技法で作られた十字架や花瓶、祭壇正面の川島織物で作られた色鮮やかなタペストリーなど、細部にわたって異文化との調和が感じられます。

また礼拝堂の脇には、母子像の隣に小さなお地蔵様が並んでいる場所もあります。ぜひ一度訪れてご自身の目で確認されてはいかがでしょう。
(村井 渚)

    

※三廊式…入り口から主祭壇に向かう身廊(しんろう)部分の両側にそれぞれ側廊(そくろう)がある西欧キリスト教会建築様式


◆日本聖公会 奈良基督教会
 奈良市登大路町45
  ℡0742-22-3818


和風建築の礼拝堂も
クリスマスの装いに

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*本ページ上部右の写真は、奈良大峯山雪景色・天川村