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2023年11月16日(木)13:00~16:00 「中小企業の後継者・経営人材の育て方」 |
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講 師 | 御堂筋税理士法人 ファウンダー (株)組織デザイン研究所 取締役相談役 小笠原 士郎 氏 |
定 員 | 30名 |
粋なら(奈良の風景)

宝山寺 生駒聖天 お彼岸万燈会(安堵町)
奈良県と大阪府の県境、生駒山は大昔から神や仙人が住む山として周辺で暮らす人々から崇められ、役行者や弘法大師も修行したと言われています。宝山寺は生駒山の中腹にあり今から約300年前、仏像彫刻や仏画制作にも優れた湛海律師により中興開山されました。鎮守神として聖天(大聖歓喜天)を祀っており「生駒の聖天さん」と呼ばれ、商売繁盛など現世利益を祈願する人々が数多く参拝に訪れます。特に檜皮葺の聖天堂は、棟や破風の数が多い八棟造りをしており寺院建築としては大変珍しい外観をしています。また拝殿前には歓喜天の持つ巾着を模した賽銭箱があり、好物の大根の絵柄が彫られています。
毎年9月の秋分の日には、『生駒聖天お彼岸万燈会』が営まれます。これは懺悔、滅罪、四恩(父母・国王・衆生・三宝への恩)、祖先に日ごろの感謝をあらわす法要で、参道から境内まで600基の灯篭と1万個のロウソクに明かりが灯されます。また午後5時からは本堂前での法要の後、僧侶と手酌の灯明を持った参拝者が奥の院へお練り法要を執り行います。
境内や参道を照らし出す万燈会の明かり一つ一つが、訪れる人々の祈りの心を照らし出し、幻想的な風景を作り出しています。
◆宝山寺
奈良県生駒市門前町1−1
(写真提供:宝山寺)

宝山寺
*本ページ上部右の写真は、明日香棚田の実りの秋・明日香村