奈良県経済の概況:2025年7月号 | |
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個人消費 百貨店・スーパー販売額は前年同月比6か月連続の増加
住宅着工 新設住宅着工戸数は前年同月比4か月ぶりの減少
公共投資 公共工事請負金額は前年同月比3か月ぶりの減少
雇用情勢 有効求人倍率は前月比0.03ポイント上昇の1.19倍
企業倒産 倒産件数は8件 負債総額は1億30百万円
生産活動 鉱工業生産指数は前月比2か月連続の上昇
4月の百貨店・スーパー販売額(速報値、全店ベース)は前年同月比1.1%増の165億38百万円となり、6か月連続の増加。
5月の乗用車販売台数は前年同月比3.4%減の2,775台と、5か月ぶりの減少。普通乗用車は同5.2%減、小型乗用車は同9.3%減。軽乗用車は同2.4%増となった。
4月の新設住宅着工戸数は前年同月比12.4%減の461戸と、4か月ぶりの減少。
利用関係別にみると、持家は同11.4%減の147戸と2か月ぶりの減少、貸家は同53.8%減の98戸と2か月連続の減少、分譲住宅は同43.2%増の212戸と2か月連続の増加となった。
公共工事請負金額は前年同月比3か月ぶりの減少
5月の公共工事請負金額の動向をみると、件数は前年同月比35.2%減の70件となり、2か月ぶりの減少。金額は同33.5%減の73億50百万円と、3か月ぶりの減少。
発注者別にみると、国は同0.5%減、県は同67.9%減、市町村は同10.6%減。
4月の有効求人倍率(季調値)は前月比0.03ポイント上昇の1.19倍となり3か月ぶりの上昇。前年同月比は0.06ポイント上昇。
新規求人倍率(季調値)は、前月比0.10ポイント上昇の2.03倍となり3か月ぶりの上昇。前年同月比は0.14ポイント上昇。
5月の倒産状況をみると、件数は前年同月比42.9%減の8件。負債総額は同79.7%減の1億30百万円と2か月ぶりの減少。
業種別では、小売業が3件、サービス業、その他が各2件、建設業が1件。倒産形態では、8件すべてが破産であった。
4月の鉱工業生産指数(季調値、速報値)は、前月比4.3%上昇の93.6となり2か月連続の上昇。原指数は前年同月比9.8%上昇の95.4となり2か月連続の上昇。在庫指数は前月比0.2%上昇の118.4となり3か月連続の上昇。
業種別生産指数の動きは、金属製品工業、化学工業、生産用機械工業等の11業種が前月比上昇となる一方、電気機械工業、非鉄金属工業、その他製品工業等の5業種が同低下。
(2025年4月公表時に年間補正を実施。)