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奈良県経済の概況  
奈良県内の個人消費・雇用情勢・生産活動等の概況に関する情報を提供しています。

*グラフを掲載した「奈良県経済の概況」(PDF版)はこちらをご覧ください。

概況 新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にあるなか、一部に弱さがみられるものの緩やかに持ち直している

個人消費  百貨店・スーパー販売額は前年同月比3か月連続の減少
住宅着工  新設住宅着工戸数は前年同月比5か月連続の増加
公共投資  公共工事請負金額は前年同月比2か月連続の減少
雇用情勢  有効求人倍率は前月比0.05ポイント低下の1.18倍
企業倒産  倒産件数は11か月連続の一桁台
生産活動  鉱工業生産指数は前月比2か月連続の低下


1.個人消費 百貨店・スーパー販売額は前年同月比3か月連続の減少

8月の百貨店・スーパー販売額(速報値、全店ベース)は前年同月比7.5%減の173億46百万円となり、3か月連続の減少。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、2019年同月比は、5.2%減。

9月の乗用車販売台数は前年同月比38.6%減の2,482台と、4か月連続の減少。普通乗用車は同33.2%減、小型乗用車は同39.6%減。軽乗用車は同43.0%減となった。2019年同月比は、49.2%減。


2.住宅着工 新設住宅着工戸数は前年同月比5か月連続の増加

8月の新設住宅着工戸数は前年同月比10.7%増の496戸と、5か月連続の増加。2019年同月比は、5.9%減。

利用関係別にみると、持家は同33.8%増の261戸と5か月連続の増加、貸家は同19.7%減の126戸と5か月ぶりの減少、分譲住宅は同13.5%増の109戸と5か月連続の増加となった。


3.公共投資(西日本建設業保証の保証取り扱い)
公共工事請負金額は前年同月比2か月連続の減少

9月の公共工事請負金額の動向をみると、件数は前年同月比12.8%減の198件となり、4か月ぶりの減少。金額は同15.3%減の98億35百万円と、2か月連続の減少。

発注者別にみると、国は同28.0%減、県は同14.7%増、市町村は同37.3%減。


4.雇用情勢 有効求人倍率は前月比0.05ポイント低下の1.18倍

8月の有効求人倍率(季調値)は前月比0.05ポイント低下の1.18倍となり8か月ぶりの低下。前年同月比は0.06ポイント上昇。

新規求人倍率(季調値)は、前月比0.22ポイント低下の1.76倍となり2か月連続の低下。前年同月比は0.17ポイント低下。

一部に持ち直しの動きが見られるものの、求職者が高水準にあり引き続き厳しさがみられる。新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に注意する必要がある。

 
5.企業倒産 倒産件数は11か月連続の一桁台

9月の倒産状況をみると、件数は前年同月と同じ5件となり、11か月連続の一桁台。負債総額は同4.3%増の73百万円と2か月ぶりの増加。

業種別では、サービス業が3件、運輸・通信、その他が各1件。倒産形態では、5件すべてが自己破産であった。

新型コロナウイルス関連の倒産件数は10月20日現在で累計14件で、サービス業他を中心に増加している。

 
6.生産活動 鉱工業生産指数は前月比2か月連続の低下

8月の鉱工業生産指数(季調値、速報値)は、前月比7.5%低下の81.6となり2か月連続の低下。原指数は前年同月比1.0%低下の76.6となり5か月ぶりの低下。在庫指数は前月比0.1%低下の120.7となり4か月ぶりの低下。

業種別生産指数の動きは、生産用機械工業、窯業・土石製品工業、その他製品工業等の7業種が前月比上昇となる一方、金属製品工業、輸送機械工業、食料品・たばこ工業等の10業種が同低下。